はまらっせん農園

写真:はまらっせん農園

「はまらっせん農園」は、被災者の生活不活発病予防を目的に、岩手県立高田病院によって、平成24年5月に企画されたプロジェクト。

仮設住宅での生活も長くなるにつれ、過去の震災でも指摘されている被災者の「生活不活発病」の発症と生きがい喪失による抑うつ状態などが心配されていた。そこで、高田病院では、医師や職員が仮設団地に隣接または歩いて行ける距離の休耕地を探し、地主と直接交渉して借り受けた(職員が休耕地を開拓することもある)農地を住民に開放する、というプロジェクトを企画する。元々この地域では震災以前より農作業をしていた方が多かったということもあり、周囲の協力と住民の賛同を得て、平成24年10月末には、市内7か所の仮設団地に広がった。

ご近所さんで行う農地での軽作業は、運動負荷だけでなく、作物の世話や収穫による生きがい感を生み出し、住民同士の交流の場ともなっている。

“はまらっせん”とは、岩手県気仙地域の方言で “いらっしゃい・お入りなさい・Let’s join us” などという意味を表す言葉。だれでも参加することができる。