黒崎神社

写真:黒崎神社

黒崎神社は、広田半島南端に位置する由緒ある神社で、古来から海上安全・大漁祈願、そして家内安全守り神としてこの地域の漁民の厚い信仰を集めている。承安2年(1172)の創建と伝えられ、祭神は神功皇后(息氣長帯姫命)。かつては沖を通る船が帆を下げて航海の安全と大漁を祈願したという。

4年に一度行われる式年例大祭で奉納される「根岸梯子虎舞(ねさきはしごとらまい)」は、市の無形文化財である。49段の梯子の上で舞われる命がけの勇壮な舞は、300年以上の歴史があるとも言われている。

また、神社のそばにある黒崎仙峡は、雄大な海蝕景観が有名で温泉施設もある景勝地。岬の「天狗の投げ石」の下にある岩穴は、旧暦の3月3日にだけ、潮が引いてその姿を見ることが出来、この日には神楽のような音楽が聞こえてくるという伝説が伝わっている。