Interview #04
 
前のページ 1 2 3 4
 

Q. ご家族は応援してくれるの?

―これからの、自分の予定は? もう、仕事一筋?

菅野:もちろん結婚しますよ!まず婿を探します。でも、家庭には入らないですね。仕事は、人との関わりの中でいろんな考えを学べる場所なので私にとって大切というか、自分を成長させてくれることだと思っています。

―じゃあ、「私も売り物」だということで。売り物のトップに。

菅野:決して高くはないですよ(笑)婿、募集中です。

写真:菅野さん

―兄弟は? 何で婿をとるの?

菅野:兄弟は姉と兄がいて、末っ子です。末っ子だから親は甘い。

―うちも子供が3人いますけど、3番目は一番しっかりしてるね。上の子たちの様子をよく観察してる。

菅野:お姉ちゃんたちを見てれば、怒られないやり方がわかるんですよ(笑)。姉も兄も東京にいるんです。全員まだ独身で、東京で仕事していて、戻ってくる気配がない。誰が家を継ぐか話し合ってないんですけど、私が今実家に住んでいるので、「婿」かなと。お母さんも婿養子を取ったんです。

―お母さんには、お店について何か言われたりする?

菅野:応援はしてくれますね。「今日は人が入ったの?売り上げあったの?」って言われたり。あと、お母さんには、まだ店に服を置いていなかったとき、「服もあったほうがいいわよ」ともう口酸っぱく言われて。私が実行しなかったら「お金あげるから」とまで。

―心配なんだよ。お母さんは何か仕事をされている?

菅野:いまはラーメン屋で働いています。あとは、自分で和菓子を作って産直の店に置いたりも。うちのお母さん、60歳ですごいと思うんですけど、45号線沿いにお店を出すという目標があるらしいんです。

写真:菅野さんのお母さんが作った和菓子菅野さんのお母さんが作った和菓子

―「恵ができるんだから、私にもできる」というのかもしれないね。和菓子の店?

菅野:私にははっきりお店を出すとは言わなくて、何かおばあちゃんには言ってるみたいなんですけど、この前、一緒にお風呂に入った時に「このままじゃ終わらせない」とだけ言っていました(笑)。

―ライバルだ。

菅野:私がどこかに出かける度に、お母さんには、「道の駅に寄って、珍しいものを買って来なさい」と言われるんです。多分研究してるんでしょうねぇ。

―娘がやって母親も、って。新しい雇用の波を起こして、いいことだね。

菅野:震災後、今まで主婦だった方たちが高田でいろいろな事を始めているので、多分それもあって、母は自分も何かをやりたい気持ちになったのではないでしょうか。

―そういう女性が増えているわけだ。

菅野:はい。あと、震災後は外部からもいろんな人が来て、買ってくれるようになったので、「じゃあ、今までと違う商品を作ろう」という、モチベーションになったりするんじゃないかと思います。

―お母さんはライバルだとして、高田に同志みたいな人は居る?

菅野同志、欲しいです!高田のUターンの女性が欲しいですね。男性はいるんですけれども、Uターンの女性って結構居ないんです。同志というか、何かを変えようという女性って、少ないと思うんです。

写真:菅野さん

―それにはLaughが成功すること。

菅野:そうですね。それにはまず、ここで成功して見せつけないといけないですね。あ、見せつけるというか、お手本にならないと。私のぷるぷる石けん・『ラフぷる〜ん』、買って下さい。

―メッセージは?

菅野:「私の肌になれます」みたいな。

―いいんじゃない。

菅野:載るんですか? どうしよう(笑)

―「婿になればわかります」と。

写真:菅野さんと池内さんのツーショット

インタビューを終えて:菅野さん、池内社長ってどんな人?

菅野:池内社長は、高田のことをすごく考えていらっしゃって、ほんとに高田のことが好きで、高田のために何かをしたいというのが、言葉にも行動にもよく表れていて。今治にいらしても、高田の情報が早くて、高田の商品をネットでお取り寄せしてくださったり。これからも継続して支援してくださるとおっしゃっていたので、ほんとに心強いです。今、被災地への関心や記憶が風化してきていて、そのスピードが結構速いという中で、ほんとにありがたいことだと思っています。

前のページ 1 2 3 4
 

インフォメーション

Laugh(ラフ)

陸前高田市竹駒町滝の里3-1

岩手・陸前高田未来商店街ラフ・laugh

電話番号:0192-47-4760 (FAX共通)
営業時間:平日 10:00~18:00  土日 9:00~18:00
定休日:月曜日

写真:菅野さんのお店、Laugh(ラフ)の外観

 

このページの先頭へ