土屋 春代(つちや はるよ)

1952年、神奈川生まれ。フェアトレード団体 ネパリ・バザーロ代表。 中学生の頃、「ネパールの赤ひげ」と呼ばれた医師、岩村昇さんの話に強い印象をおぼえる。30代、日本人男性と結婚したネパール人女性と出会ったことをきっかけに、「ネパールに学校をつくる会」を開始。休暇にネパールへ通い、1992年8月に勤めていた会社を退職して有限会社ネパリ・バザーロを設立。

「私たちは、貧しいが乞食ではない」「教育も大切だが、生きて行くための仕事が欲しい」というネパール住民の声に応えて、対等な立場での貿易=フェアトレードを始める。ネパールの人々とのモノづくり(衣服や紅茶など)と国内の流通開発を根気強く重ね、顧客数は全国に約5,000人、小売店も約600店に。

「仕事づくり」の手腕は、震災後のと復興支援にも生かされている。昔は特産品だったという椿油に着目し、陸前高田に椿の搾油施設を創設。食用椿油と、化粧品のライン「クーネ」を開発し、販売を開始した。椿の植樹ツアーやわかめ収穫ツアーなど、被災地の外からもより多くの人が関われるイベントも数多く開催している。

穏やかで優しい眼差しと、パワフルな行動力で、女性ファンが多い。